SPIN話法とは、
営業おいての重要な会話スキルの一つです。
営業における成功は、顧客のニーズを理解し、解決策を提供することにかかっています。そのために、SPIN話法は極めて有効なツールです。
SPINとは、Situation(状況)、Problem(問題)、Implication(示唆)、Need-payoff(解決)の頭文字を取ったもので、それぞれのステップで特定の質問が行われます。
《SPIN話法の具体例》
Situation Questions(状況質問): 顧客の現状や背景を理解するための質問です。例えば、「現在は、どのようなソフトウェアをお使いでしょうか?」といった質問が含まれます。
Problem Questions(問題質問): 顧客が抱えている具体的な問題を明らかにするための質問です。例えば、「そのソフトウェアは使いやすいですか?、メンテナンスは簡単ですか?」という質問がこれに当たります。
Implication Questions(示唆質問): 問題の深刻さや影響を掘り下げるための質問です。例えば、「メンテナンスに時間とコストがかかるそうですが、その間、社内業務に与える影響はございませんか?」という質問があります。
Need-payoff Questions(解決質問): 顧客にとっての理想的な状態や解決策について探る質問です。例えば、「もし、この問題が解決されれば、どのような便益がありますか?」という質問がこれに該当します。